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聞き取り調査④-建築制限の問題点-

皆さんは『建築制限』という言葉を知っているだろうか。

これは津波に呑まれてしまった沿岸部など、津波の被害が酷かった地域を「危険地域」に設定しており、

そこでは建築制限が今も掛かっている。

つまり、新築・土地の取得ができないよう、法律で縛りをかけているのだ。


この「建築制限」はあれほどの津波の被害を受けた場所だから、設けられる事はしょうがないと思ってしまう。


ただ、これには大きな弊害も出てきているようだ。


その弊害の対象となっているのは、建築制限が掛けられている場所に住んでいる自宅避難者で事業主の方々だ。


事業者にとっては、早急に事業を再開する事が急務となってる。

ただ、津波の被害を受けているので、事業を再開するにも事業所自体の立て直し、インフラ整備が絶対条件だ。

しかし、事業所によっては全てを津波にもっていかれたので先立つものがない事業所も多い。


金銭面にめどが立たない場合、事業を再開しようとしてもできない・・・これが実態だ。


では、何か策はないのか?


いや、実はある。


それは『プレハブを無償で貸す中小企業基盤整備機構の制度を使って仮設施設を建てる事』だ。

この制度を使って商店街をもう一度活性化させようという取り組みも始まっているようである。

http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1062/20110507_14.htm (←その記事)


「なら、、問題ないだろう」


と声が聞こえてきそうだ。


しかし、ここにひとつの条件が大きな提示される。


それは、、


「建築制限を受けていない場所」 という条件提示だ。


私達が聞き取り調査を行っている場所はすべてこの【建築制限】が掛かった場所だ。


だから、この『プレハブを無償で貸す中小企業基盤整備機構の制度』は利用できない。

となると、事業所のインフラ整備は自力でやれ!という事となるわけだ。


「そんな事、できるはずがない。」

と事業主の方は嘆いていた。


「事業をしたい事業主に対しては例外的にピンポイントで建築制限を解除してほしい。

頑張れ!頑張れ!言うが、この状態でどのように頑張ればいいんだ」



これらの地域に住んでいる事業主の方がこう語る。



私は事業主の方がこう語る表情を見るのがとてもつらい。


DSC06866.JPG






DSC06867.JPG








津波の爪痕が残る場所で、事業を再開しようと奮闘されている方々いる。


DSC06862.JPG




子ども達のこれらの手作りのメッセージを読むと自然と涙がこぼれてきた。


なんとかしたい・・・。しかし何もできない自分がそこにはいる。。





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